2014年12月29日月曜日

ゆく年くる年のご挨拶

今年も残すところあとわずか。
「転変地異」という言葉を度々思い出すような、不安要素の多い昨今ですが・・。

でも、風曜日には相変わらず、不思議な暖かい風が吹き続けてくれています。
いつまでたっても足もとがおぼつかない私達を、支えてくださる多くの方々に感謝・感謝です。

とはいえ、二人とも前期高齢者となって迎える17年目は、それなりに持続可能な道を探っていかなければならない時期にきたのかな、と思っています。

ともあれ、2015年も「人の出会い」を大切に、毎日を過ごしていこうと思っています。

よいお年をお迎えください。

2014年12月20日土曜日

摩周原野で生きる。

排気口を屋根雪の落下から守る為の戦いは、いつもより1か月も早く始まりました。
これをしないと、ロビーの暖房が出来ないのです。

排気口掘り出し作業です。
ホテルが雪に埋まってしまった右の画像には様々な思いが重なっています。

①爆弾低気圧の影響で強烈な暴風雪に見舞われたが、無事乗り越えた安堵感、
②5日ぶりで仰ぐ突き抜けたような青空、太陽さんの顔と温かさ、
③重機を駆って除雪にかけつけてくれた農家さんの優しさ
等々

「大自然の中で生かされているのだ!」と実感する瞬間です。






2014年12月15日月曜日

中学生、UDを評価。

11月28日、弟子屈町川湯中学3年生の訪問を受けました。
この時期、福祉教育の一環として、ホテルの設備やお客様の様子などを勉強しに来てくれるのです。
今回の学習課題は、
①これから大人になっていく私たちがはたすべき役割はなんだろう?
②本当の優しさとはなんだろう?
というものです。

ブラインドサンカーの疑似体験
一通りの館内説明やお客様との触れ合いの事などを紹介し、
予定の時間が近づいてきました。
最後にブラインドサッカー(視覚障害者向けサッカー)の疑似体験を行うことにしました。
アイマスクを付けてシャカシャカの音を頼りにボールを蹴る体験は、中学生の心に何かを残してくれるのではないか、と思ってのことです。


そして二週間近く経った今日、先生が「福祉体験学習のまとめ」を届けてくれました。
先生からは「あれから生徒たちの態度が大分変り、大人っぽくなってきました」との事。


学習課題のまとめ冊子
学習課題の回答を読むのが楽しみです。





2014年12月12日金曜日

「観光塾」終了の報告

11月14日塾長である弟子屈町長徳永氏の挨拶から始まった観光塾は、二日目の朝から第二分科会として「弟子屈版UD観光地づくりの現状と課題」をテーマに、風曜日のロビーでスタートいたしました。
参加者は全道から14名、地元からはUDプラザメンバーを含む8名、計22名です。

午前中は野外に出て、弟子屈の有するUDの観光スポット巡りです。
アイマスクを付けての釧路川カヌー下り
午後からは北海道経済部観光局より「北海道が取り組むユニバーサルツーリズムとは」の講義を受け、15:00ごろから最後のセッションである「UDツアーのサポートを体験して」の討議に入りました。
UDプラザのメンバーやカヌー・乗馬・牧場経営者など、今日まで弟子屈のUDツアーを支えてくれた人々から数々の貴重な意見が出され、参加者からの質問等も多く、会場は大いに盛り上がった次第です。UDの観光地づくりに熱い思いを持った人々が全道から集まり交流を深められたことは勿論のこと、これからUD観光に取り組む多くの若者の存在を知ったことは、大いに勇気づけられる事でした。
観光(地域)振興を行うのに「筋のいい人と巡り合うことがキーとなる」ことを実感した観光塾でした。
UDツアーサポート体験討議風景


UD対応の観光施設見学。視覚障害者向け説明を実施