2015年3月22日日曜日

風曜日奮闘記 その22「夢は摩周湖のほとりから」

いよいよ営業スタート、NO2

19歳「いち健」の女性からいただいたFAXです。
文面
10年前、私の父は50歳で他界しました。私が19歳の時です。父は3年間車椅子の生活をしていました。(筋ジストロフィーによく似た難病でした)
どんどん動かなる体を見て本人も暗い気持ちになり、それを吹き飛ばすようによく旅行をしました。
兄の運転で高速を良く使った為、SA/PAのトイレのよく立ち寄りましたが、車椅子用のトイレは蜘蛛巣がはり、ひどく汚れていたのを覚えています。話がずれました。ごめんなさい。
ホテルや旅館を予約する際、必ず「車椅子でいけますか?客室までエレベーターでいけますか?」など確認をしましたが、断られたたり、また「エレベーターはあります。大丈夫です」といいながらエレベーターまでスロープなしで急な段差が5段もあったり、良い思い出は一つもなかったです。
我が家は母も元気で、兄は力持ちなのでそれでも旅行に行けましたが、きっと普通の女性だけで介護していたら、父は外へも出られなかったと思います。
北海道出身で釣りやゴルフなど外へ出るのが大好きだった父のことを思うと、風曜日さんが10年前にあったらどんなにかよかっただろうと、胸が熱くなります。
北海道に行ったときはぜひ泊まりに行かせて下さい。
いただいた便りの数々です。

障害者の方本人はもちろん、家族の皆様の楽し思い出ちなるホテル、頑張って、でもお体には気をつけて、ずっとずっと続けてください。                終わり

・・・ここまで書かれて、後に引けるものではないでよね。なんとか前に進まなければ!・・
    (右の画像は創業間もないころにいただいた便りです)

でも、背中の押され方にもいろいろあるのです。

次回へつづく。

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